【BAFY 2025AW:私がこの3型を選んだ理由】


もうBAFYと出会い、仕入れ続けて何年になるでしょう。BAFY(バフィー)は、ただの防寒着ではなく、
大人が「遊ぶ」ことを許された贅沢な毛糸の彫刻でしたーー
きっかけは正直なところ、
起業前から憧れ続けたグランサッソを仕入れる所からニット探しは始まりました。
しかし10数年前とは違いローゲージ(ざっくりとした編み)よりハイゲージ(目の細かい繊細な編み)に移行しており、それを仕入れる為の取引上の輸入代理店の若い営業さんからの「圧迫与信管理面談」に堪らず、堪えきれず(笑)諦めてしまいました。
そこから著名なスローウェア社の展示会に行き、スローウェア社の社風にも依るところが大きいかと思いますがZANONEの強気な価格設定とミニマムがとても大きい所から断念し、
展示会のどこに行っても

「この商品はクチネリ風(イタリア発祥のラグジュアリーファッションブランドで、最高級カシミヤ製品とイタリアの熟練した職人技ブランド)になっており…」
1番言われたのは

「この商品はクルチアーニ風(1966年にイタリアのペルージャで創業された最高級ニットウェアブランド)になっており…」
が聞き飽きてしまい。
そもそも私が探していたのは物価高やユーロ高になってしまいましたがお求めやすいイタリアニット。
そこで出会ったのがBAFY IT。
BAFYのおさらいを…
🪶BAFYというブランドは、創業者はフランチェスコ・バフェッティ(Francesco Baffetti)氏で、創業当初は高品質ニットの製造工場(ニットファクトリー)として、BAFYはルイ・ヴィトンやブルネロ・クチネリといった高級ブランドのニット製品製造にも関わってきた実績があり 、そうした背景もあってブランドデビュー時にはバイヤーたちの間で大きな評判を呼び、多くのトップブランドのOEM生産を手掛けていました 。
GUY ROVERにも在籍していたピアリジェ氏を迎え

2003年に立ち上げた、マルケ州・アンコーナの“隠れ名工房”。
いわば**「イタリアニットの職人たちの新天地」**とも言える場所。

この価格帯のニットで、ここまで立体的な編み模様を実現できる理由――
それは、イタリアのBAFY本社が、島精機(SHIMA SEIKI)の電子編み機を導入しているからです。
伝統と最先端の融合。
アラン編み

やケーブル編みをベースに、ハニカムやダイヤモンド、トレリス模様を自在に組み合わせ、しかもロットブレの少ない美しい仕上がり。
「量産」と「クラフト」の境界を、
“島精機”という編み機が繋いでいるのです。
しかも素材は、イタリアの高級紡績メーカー「SESIA社」(セージア社)は、イタリア北部のノバーラに拠点を置く高級繊維・糸メーカー)の100%メリノウール。

軽く、柔らかく、しっとりとした手触りで、肌の弱い人でもストレスなく着られる。
これは実際に肌に乗せてみた時にわかる、**“沈み込むような滑らかさ”**です。
と言われてますが美麗な言葉と言いますかアパレルに有りがちな大層な由来やクオリティはいくらでも言えますのですが…私がBAFYを選び続けるのは
①必ず多くのコレクションの中からこれは‼️と刺さるものが見つかる所
②トレンドを無視せず、お求めやすい価格と(日本ではなく)イタリアのニットトレンドをいちはやく取り入れている事
③後述しようと思ってますが、ビームスさんの販売時代に営業を受けた(私はインバーアラン病と思ってます。ですが荒目のスコットランドウールを私はチクチクして着れず今や8万や9万台と言う事あり…)「インバーアラン」

のような美しい多種多様な編みを多用した紋様ながらしなやかなウールでこの価格でご提供出来る所です。

🧵01:ショールカラーニット(グレージュブラウン)
色名は“TORTORA”=キジバトの羽の色。
なんとも言えないニュアンスのあるブラウングレージュが、
「洒落すぎず、野暮じゃない」絶妙な立ち位置を作ってくれます。
手首から肘にかけてのアラン編みがまたドラマティックで、
ボタンを外せば首元に色を差せる。
**“首元に色気を持たせる術”**を、この一着は教えてくれます。

🧵02:ショールカラーニット(ネイビー)
ショールカラーの“やさしい包容力”が魅力の一枚。
まるで襟元にマフラーを忍ばせたような立体感と、アラン編みの立体模様が、
無言の存在感を放ちます。
一枚で着てもコートのインナーに着て頂いても映えるものをセレクトしました。

🧵03:クルーネックニット(グレージュブラウン×ブルー)
そして、このクルーネック。
まさに**「遊びのある名作」**。
前に書いたピアチェンツァでもありました霞編みのように
肩から袖、首元にかけてのブルーの糸が、
重たくなりがちな秋冬のコーディネートをふっと軽くしてくれてます。
しかもラグランスリーブだから、肩のラインを気にせずラフに着れる。
でも、決してカジュアルすぎない。
この匙加減が、BAFYのセンス
🪡どれも、5ゲージのローゲージで、
「ざっくり編まれているのに、繊細」なのがBAFYらしさ。
ZANONEやインバーアランなら7〜8万円台でもおかしくない中で、
この価格でこの品質、この編み地、この立体感。
正直、「なんでここまでのものがこの価格で出せるの?」と
エージェントさんに聞いたほどよ🤭笑
(ちなみにうちはエージェントさん経由でイタリアから直送なので、
変な中間マージンが乗ってないのも大きいかも知れません)
BAFYとしては高価格帯となりますがこの手間暇とアラン編みを是非見て頂きたいと考えます。